【2022年末時点】 まだナスダックが底値ではない可能性が高い!? 企業利益の圧迫は予想以上のダメージ!?






今回は、ナスダックが過去の政策金利と景気後退時にどのような動きをしていたか、解説します!!


まずは現在の市場データからわかる、ナスダック・S&P500の下げがまだ底に到達していない理由です!!


ISM製造業指数とフィラデルフィア連銀製造業指数は過去の事例より、S&P500の1株利益に連動しやすいデータだということがわかります。




現在製造業景況指数は下落傾向にあります。このまま景気が後退してくると間違いなく、企業の利益は低下します。


しかし、ここ最近は企業利益の下方修正が止まっています。






この予想があたっているとすれば、今年よりは悪くなりますが、2023年の決算はそんなに悪くならない可能性もあります。

この企業利益に1番大きな影響を与えているのが、「政策金利上昇による景気の悪化」であり、政策金利上昇はインフレを抑えるために行っています。




また景気が以前より冷えてきているのは事実ですが、依然として人手不足が続いており、雇用は堅調に推移していることがわかります。

景気後退が来た過去の場合では、失業率は10%を超えてきています。













以下に示すのは、過去の景気後退時の政策金利とナスダックの連動グラフです。





政策金利の上昇が止まるとすぐに、株価の上昇が始まっていることがわかります。


そして景気後退が来て、企業収益が悪化すると株価は暴落することもわかります。

そして景気後退が来て政策金利を下げても株価はすぐには上がっていません。



したがって重要なことは 「政策金利の上昇がいつ終わるのか」ではなく

「景気後退は来るのか」

ということです。



もちろん、10年20年先に向けて投資する人にとっては、これからの暴落より上昇のリターンのほうが大きいですが、

毎日株価を見て一喜一憂し、投資を趣味としている人は、今後経済がソフトランディングできるかどうかで、2023年を気分よく過ごせるかが決まるかもしれません・・・



まとめ

今後重要な指標としては

CPI(消費者物価指数)

雇用統計

ISM製造業指数

フィラデルフィア連銀製造業指数

の4つを見ていき、インフレだけでなく、景気の動向にも同じくらい注視するべきだと思っています。


今後もいろいろなデータを載せていきます!!特にこれからの半年は重要な半年になると思っています。

毎日の判断で、暴落の直前に売ることもできるし、ここは買いだと思って、安値で株を買うこともできます。


記事を読んでくださりありがとうございました!!












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