【図解でわかる決算】 2022 0719 決算） ネットフリックス netflix（NFLX） の2022年Q2決算の詳細まとめました！！ 重大発表あり！！
売上高が79億7014万ドル（前年同期比8.6％増）、営業利益が15億7828万ドル（同14.6％減）、そして純利益が14億4095万ドル（同6.5％増）でした！！
時間外取引では、この後記載した重大発表も含めて、決算が好感され、8％上昇しています！ホルダーの皆様おめでとうございます！！
以下決算グラフです！
前回の決算で株価を大きく下げた要因であった、四半期ごとの新規会員数の減少は、事前会社予想だった200万人に対して、半分の97万人に留まりました。もっと減ると予想されていたので、半分にとどめたのは大きいですね！！
大人気SFシリーズである『ストレンジャー・シングス 未知の世界シーズン4』が大きく業績に貢献した模様です。6月には全米のテレビ視聴率で過去最高の7.7％をたたき出しました！！
そしてネットフリックスは７－９月（第３四半期）の会員数について、100万人増を見込んでいます！！これはアナリスト予想（183万人増）を下回るが、１－６月（上期）の減少からプラスに転じることになります！！
そして、ネットフリックスは2023年初頭を目標に、広告付き低価格料金プランサービスを、米マイクロソフトとパートナーを組んで提供することを計画しています！！
既存の3つの料金プランとは別に、この新サービスが新たな会員数増加と結果としての利益成長が見込めるというのが会社側のシナリオです！！
これは期待ですね！！やはり、収益増加が見込めないと、製作費も削減されていき悪循環になっていきますからね・・・
そして一番大きなニュース！！
ネットフリックス(Netflix)が家族以外の他人とパスワードを共有するユーザーを対象に新しい料金体系を適用することにしました！！
2022年7月18日(現地時間)、ネットフリックスは声明を通じて「別世帯に住んでいるファミリー追加を適用するユーザーは月1.7ドルから2.99ドルを追加で払うことになる。ベーシック会員の場合、他の世帯1か所を追加でき、スタンダード会員は2か所、プレミアム会員は最大3か所を追加できるようにする。」
ネットフリックス側は「今回のファミリー追加機能適用による既存加入者の脱退の影響は少ない」と説明した。
これに先立ちネットフリックスはチリやコスタリカ、ペルーなどで家族以外の他人とアカウントを共有する場合、追加料金を支払うようにテストしており、それがうまくいったため、今回対象地域を拡大した。
業界ではネットフリックスがパスワード共有に伴う追加料金請求対象を全世界に拡大するものと見ている。加入者減少で業績が鈍化していることによる措置とみられる。ネットフリックスはこれを通じて数千万人の新規加入者を追加できるものと期待している。
ネットフリックスは「全世界的に1億世帯以上がネットフリックスにお金を払わないと推算している。特にアメリカとカナダだけで3000万世帯に達するだろう」と指摘した。
これは企業の社員、株主にとって素晴らしい施策です！！今まで無料で見ていたただ乗り世帯が小額でもお金を払ってもらえることになると、長期的に見たら相当な増収になります！！
経営者インタビュー抜粋
共同ＣＥＯのテッド・サランドス氏は、世界にはまだ契約していない人が数十億人いるとし、成長の余地は依然「非常に大きい」と指摘。「今はやや逆風があるが、それを乗り越えようとしている」と述べていました！
ウェドブッシュ証券のアナリスト、マイケル・パクター氏は今回の決算を終えて、ネットフリックスがコストを削減しており、来年にフリーキャッシュフローが大幅に増加するとの予想を示しました。
ネットフリックスの年初来下落率は66%となっており、低調なパフォーマンスで推移しています。またネットフリックスを構成銘柄とするナスダック総合の年初来下落率は25.13%となっています！！
記事を読んでくださりありがとうございました！！この決算を受けての海外プロアナリストの投資判断記事UPしたら皆様に紹介記事書きます！！
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