【図解でわかる決算】 2022 0726 決算)Googleの親会社であるAlphabet Inc の2022年Q2決算の詳細まとめました!!

 

アルファベット、それに付随するグーグルの決算がでました!!


【決算ハイライト】

収益は696.9億ドルで、前年同期より13%高く、ほぼ予想通りでした。

グーグルの広告事業は四半期売上高の81%を占めている。

アナリストの平均的な利益の見積もりは1株あたり1.29ドルで、実際の決算の利益は1株あたり1.21ドルでした

利益予想は逃したが、SNAPの決算の後下がっていたため、その悲観論よりはひどくなく、時間外取引では株価は上昇


【決算グラフ】




Alphabet Incの決算は、アナリストの見積もりを少ししか逃しておらず、業界をリードするGoogle検索および広告ビジネスは、来年に不況に耐えられる可能性があることを示しています。

Alphabetの第2四半期の収益は696.9億ドルで、前年同期より13%高く、Refinitivが追跡した投資研究者の平均予想698.8億ドルとほぼ一致しました。

ソーシャルメディア企業のSnapIncとTwitterが先週、期待外れの四半期決算を発表したとき、広告事業への懸念が高まりました。また幅広いテクノロジー企業が今後の景気に備えて、採用を遅らせたり止めたりしています。

賃金の上昇や、燃料やその他の品目の価格の上昇により、世界で最も実績のあるGoogleなどのインターネットサービスの広告の使用でさえも、多くの企業はマーケティングを控えることを余儀なくされました。

またAlphabetを含む米国の大手多国籍企業は、ドル高のため、外国の収益を変換する際に収益が低くなってしまいます。

「第2四半期のパフォーマンスは、検索とクラウドに牽引されました。AIとコンピューティングに長年にわたって行ってきた投資は、私たちのサービスを消費者にとって特に価値のあるものにし、あらゆる規模の企業にとって非常に効果的なものにするのに役立っています。焦点を絞るにつれ、長期的には責任を持ってディープコンピュータサイエンスに投資していきます」とAlphabetの最高経営責任者であるSundarPichaiは結果を発表した声明 で述べています。

グーグルの総広告売上高は、1年前の504億ドルから563億ドルに増加した。検索は407億ドルでしたが、1年前は358億ドルでした。

Googleのクラウド収益は37%増の63億ドルでした。

アルファベットは2022年第1四半期に1億ドル近くの売上予想を逃していたので、今回の決算に安心した投資家が多そうです。

全体的な利益は160億ドル、アナリストの平均的な利益の見積もりは1株あたり1.29ドルで、実際の決算での利益は1株あたり1.21ドルでした!

インサイダーインテリジェンスによると、6,200億ドルの世界的なオンライン広告業界内で、Googleは29%の市場シェア、つまり12年連続で最大のシェアを維持すると予想されています。


今後の展望としては、Alphabetは、クラウドコンピューティングのフットプリントを拡大し、新しいオフィスを建設し、GoogleFiberインターネットサービスを新しいコミュニティに提供することを進めています。


収益の伸びは3年間で見ると、鈍化していますが、安定して30%前後の営業利益率を出せており、フリーキャッシュフローも3年間ずっと+を推移しています!

現在PERは19-20を位置しており、年間10-20%の成長ができ、しっかり利益を出せている点を考慮すると、割安な銘柄になっていると思います。

懸念点はやはり稼ぎ頭の1つであるYoutubeの鈍化ですかね・・・クラウド等もしっかり伸びているので、いろいろな分野で収益・利益を伸ばしていって、より「強固」なメガ企業になってほしいですね!(十分強固ですが!)

記事を読んでくださりありがとうございました!!この決算を受けての海外プロアナリストの投資判断記事UPされたら皆様に紹介記事書きます!!


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