(2023/8月更新)日本トップ半導体関連銘柄2社の株価指標・財務指標と2026年までの収益・利益予測、1年後のアナリスト平均目標株価まとめ記事です!!
今回は世界でも戦える半導体銘柄2社の比較記事となっています!!
①アドバンテスト
事業セグメントは、売上高の約7割を占める「半導体・部品テストシステム事業」、テスト・システムの周辺機器などからなる「メカトロニクス関連事業」、顧客サポートとシステムレベルテストを主とする「サービス他」の3つで構成されています。
半導体テスタは、半導体を自動で電気試験し、品質や性能、信頼性を評価する装置です。 テスタ市場ではアドバンテストが世界シェア40~50%を握り、テラダイン[米]とほぼ世界シェアを二分しています。
【最新決算 2023/7月】
売上高は直近決算で大きく急降下してしまいました・・・
全地域で下がっているのも特徴的です。
この需要の減少は短期的に終わらなく、アナリストは2024年まで下がる予想をしています。
【株価の推移】
株価は5年で約9倍・・・日本株TOP銘柄の1つですね!!
【財務・株価指標】
PSRは6.9(4.0)倍、PERは 38.9(17.0)倍、PBRは8.8(6.7)倍と、ほかの日本企業と比べると割高銘柄となっています!
( )内は2023/4月の数値
またROEは34.0(26.4)%、ROAは21.5(15.8)%となっており、とてもとても素晴らしい企業だということを証明しています!!
ちなみにROEの王様として長年トップのうちの1つに君臨しているマイクロソフトのROEは40%、世界一人気なテスラは34%、バリュー株の代表、コカ・コーラは43%となっています。
【2025年までの成長と目標株価】
2023年→2025年はほぼ横ばい、2026年に売上は過去最高を更新していく予想になっています。
※アドバンテストは2026年度決算は2025年です。
目標株価としては、17人の米国のプロアナリストは、1年後は18497円と予想しています!!現在の株価からの横ばい予想となっています。
2024年の景気後退が予想されており、そこで減収減益になるのが痛いですね・・・そしてそれがいつまで続くのか・・・特に中国経済の動向が心配されています。
【チャート分析】
携帯電話、PC、ICカード、薄型TV、自動車等の中で機能している「半導体」「電子部品」の材料となる素材をおもに加工する製品を取り扱っています。
【最新決算】
ディスコも前四半期比、前年比でどちらも-となっています。
また北米の減少が予想外ですね・・・!!
【株価の推移】
【財務・株価指標】
PSRは10.4(5.8)倍、PERは38.6(20.9)倍、PBRは8.3(5.0)倍と、ディスコもほかの日本企業と比べると割高銘柄となっています!
( )内は2023/4月の数値
またROEは24.5(20.6)%、ROAは18.2(15.2)%となっており、とてもとても素晴らしい企業だということを証明しています!!
【2025年までの成長と目標株価】
やはりこちらも2023年→2024年は減収・減益予想となっています。
ただし、ディスコは2025年に過去最高収益予想となっています!
※ディスコも2026年度決算は2025年です。
目標株価としては、17人の米国のプロアナリストは、1年後までに24629円としています!!約5%の下落予想となっています。
【チャート分析】