【2022年１１月度】世界に幅広く進出しており、米国で 2 番目に人気のある出会い系アプリ　Bumble Inc. (BMBL)　バンブル社　の海外アナリストの投資判断記事を読んできたので紹介します！

11月 13, 2022

今回は

Bumble Inc. (BMBL)

の投資判断を皆様に紹介します！！

Bumbleは大きなカテゴリーでは出会い系アプリです。また、出会い以外の、「人との交流」や「専門家との交流」のアプリ内サービスもあります。彼らはフリーミアムビジネスモデルを運営しており、ユーザーは無料でサービスにアクセスできますが、可視性を向上させるために料金を支払うことができます。そして現在は彼らは自社のウェブサイトを通じて様々な商品を消費者に直接販売し始めました。

↑今回のソース記事です！！

2014 年に設立された Bumble は、当時、オンラインデートスペースへのユニークな参入者でした。Bumble は、Tinder や同様のアプリケーションの顕著な失敗に対応して作成され、女性のための健全なデジタル環境を確保するために作成されました。アプリの機能は Tinder に似ており、ユーザーはプロフィールをスワイプします。ただし、女性から常に、マッチングした相手に先に連絡すること、つまりBumble 内で「女性が最初の行動をする」必要があります。

コンセプトは価値を証明し、急速なユーザー獲得が続き、Bumble はTinder に次いで米国で 2 番目に人気のある出会い系アプリになりました。

Bumble は 2021 年第 1 四半期に 1 株あたり 43 ドルで新規株式公開【IPO】を行い、77 億ドルの時価総額で初日を終えました。株式のパフォーマンスは、市場の他の部分と同様に、それ以来不安定です。

株式は現在、IPO価格の約半分で取引されています。昨日、2022 年 11 月 10 日、同社は 2022 年第 3 四半期の収益を発表しました。この記事では、同社の最近の業績と、より一般的な財務状況を調べます。

【最新決算と収益と財務】

バンブルの最新の収益報告書は、非 GAAP EPS をは 0.08 ドルになりました。GAAP EPS は実際にはプラスでした。売上高はウォール街の予想をわずかに下回り、予想の 2 億 3,769 万ドルに対して四半期で 2 億 3,264 万ドルでした。

以下に、まとめた表と企業が提供した英語の資料を載せておきます。【2022年第3四半期の決算】

最新決算によると、前年比 17% の収益成長を表しています。特に、ドル高による外国為替圧力により、この指標は 1,400 万ドル減少しました。これに伴い、収益コストは 6,400 万ドルで、17% 増加しましたが、収益の割合 (27%) は横ばいでした。販売およびマーケティング費用は 16% 増加しましたが、収益の割合 (26%) も安定しています。

収益に関しては、第 3 四半期の調整済み EBITA は 6,200 万ドルで、売上総利益率は 27% で、上記の EPS の数値も同様です。

特に、バンブルはこの四半期中に 3,400 万ドルのフリーキャッシュフローを生み出し、3 億 6,500 万ドルの現金および現金同等物を維持しました。

↑これは相当重要な指標です。企業が現金を生み出し、株主に還元していくこと、これを投資家が１番重視するべきことです。

全体として、これは財務実績に関しては健全な四半期であると言えます。2021 年第 1 四半期の IPO 以来、同社がどのように業績を上げてきたかを確認するために、財務を幅広く見てみる価値があります。これらの財務情報には、非公開会社だったときの数値も含まれていることに注意してください。

収益に関しては、一貫した成長像が見られます。最新の 2 億 3,200 万ドルという数字は、同社が 2021 年第 4 四半期の会計四半期以降に達成した四半期比で最も大きな成長を表しています。

↑収益の経過一覧です。

費用面では、Bumble はより複雑な状況を示しています。収益の伸びに伴い、経費も増加しています。それにもかかわらず、最近の四半期は、費用が前年比で安定していることを示しています。収益報告は、彼らが現在安定した状態に達していることを明らかにしており、すぐにこれ以上増加するとは予想されません.

これは、企業の純利益の分散の減少によって裏付けられています。

↑純利益の経過一覧です。

キャッシュフローに関しては、バンブルは一貫してパフォーマンスを発揮しているようです。過去 10 四半期のうち 2 四半期のみ、営業活動による現金がマイナスであったことから、ビジネスモデルが証明されたことは当然のことです。

↑キャッシュフローの経過一覧です。

これらの実質的にキャッシュフローがマイナスの四半期は、同社がこれまでに行ったいくつかの買収による可能性があります。これはフリーキャッシュフローにも反映されています。最新の四半期は下のグラフには反映されていませんが、前四半期比で 52% の増加を表しています。

テクノロジービジネス企業として、Bumble の財務は全体的に安定しているように見えると思います。

初期の EPS ミス、または数回のミスは、実際によくあることです。さらに重要なことは、一貫した収益の伸びとフリーキャッシュフローを生成する能力は、それぞれが良いシグナルを表しているということです。

さらに、営業利益が一貫してプラスであることは、ビジネスモデルがすでに十分に証明されていることを示しています。同社は、ウォール街が期待したプラスの非 GAAP EPS を生み出すことができませんでしたが、同社が製品ライン全体で継続的な拡大と多様化を続けていることを考えると、それは合理的なものと思われます。

【総括】

収益レポートを読むと、バンブルはさまざまな地理的市場や新しい事業分野での地位を確立する過程にあります。この過程で、それが生み出している財務状況は、安定しています。

財務状況と、製品とプラットフォームの指標を見てみると、私は楽観的になります。さらに、会社の長期的な焦点とその強力なブランド認知度も考慮すべき要素です。まとめると、私はこの銘柄を「買い」と評価し、１年後の目標株価を43ドルとします。

記事を読んでくださり、ありがとうございました！！

このブログを検索

日本株・米国株の決算詳細・株式指標・目標株価の解説ブログ