【図解でわかる決算】 2022 0722 決算)米国の3大通信キャリアのひとつ Verizon Communications ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ) 2022年Q2の決算詳細まとめました!!

 

Verizon Communications Inc(VZ)

ベライゾン・コミュニケーションズ

の決算が発表されました!!


ベライゾン(VZ)は、米国の3大通信キャリアのひとつです!業界最大手はAT&T(T)に次ぐシェアで、大手2社が長く市場を寡占していました。しかし、近年はTモバイル(TMUS)が4位のスプリントを買収し、急速にシェアを奪っている状況です!


【決算ハイライト】

前四半期に続いて通期見通しを引き下げ

第2・四半期の月額払い契約者数は1万2000人増。調査会社ファクトセットがまとめた予想は15万800人増でした。

22年通年の1株当たり利益は5.10─5.25ドルとガイダンスを修正。従来見通しの5.40─5.55ドルから引き下げ。



【決算グラフ】





  大幅値引きや高インフレといった環境の中、ベライゾンは契約者数の伸びで競合他社に後れを取っている。

22日の発表によれば、4-6月(第2四半期)の携帯電話の月間契約者数は1万2000人の純増にとどまり、アナリスト予想(16万7200人の純増)を大きく下回りました。

  前日には競合するAT&Tが、一部顧客の間で利用料金の支払い延滞が見られ始めていると説明し、市場関係者には警戒感が広がった。AT&Tとベライゾンは共に、一部の携帯電話プランで値上げを実施しています。

  ただマット・エリス最高財務責任者(CFO)によれば、ベライゾンでは顧客による利用料金の支払い延滞は見られていないと述べていました!

 22年の調整後1株当たり利益は5.10─5.25ドルと予想。従来見通しの5.40─5.55ドルから引き下げました。

 ハンス・ベストバーグ最高経営責任者(CEO)は、通信業界の厳しい競争に直面する中、インフレ環境が契約者数の増加に著しく悪影響を及ぼしたと指摘した。

 ベライゾンやAT&Tなどの通信事業者は、投入コスト上昇の影響を緩和するため、自社プランの価格を引き上げている。ベライゾンが実施した追加料金による6月の値上げは、すでに高額なプランにさらに上乗せしたものだった。

 エリス氏は、競争環境が厳しいため下半期は一層の販売促進が必要になると述べ、それが利益見通しを引き下げた理由の一つとした。

 第2・四半期の月額払い契約者数は1万2000人増。調査会社ファクトセットがまとめた予想は15万800人増だった。第1・四半期は約3万6000人減少していました。



現在の配当利回りは5.76%となっており、配当という点では魅力的な銘柄となっています。また現在のPERは8.70と株価自体は割安となっています。

しかし、成長性という面で問題を抱えており、年間で2%の成長が2年続くとみられています。


記事を読んでくださりありがとうございました!!この決算を受けての海外プロアナリストの投資判断記事UPされたら皆様に紹介記事書きます!!


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