【図解でわかる決算】 2022 0718 決算)米国株の古豪 IBMの決算詳細まとめました!!


IBM 

International Business Machines Corporation(IBM)



【決算ハイライト】 

ドル高の影響やロシア事業の損失が要因として、通期のフリーキャッシュフロー見通しを下方修正した。

第2四半期の売上高が市場予想を上回った。

1株利益は2.31ドルで、アナリスト予想より2セント高かった。



以下決算詳細グラフです!!


過去10年間で、IBMは会社の再構築に1,200億ドル以上を投資してきました。これには、クラウド運用や人工知能の提供の拡大、セキュリティおよびサービス機能の強化などの設備投資に290億ドルが含まれます。

IBMの新しい主要分野は、クラウドおよびコグニティブソフトウェアビジネスユニットです。

コグニティブの説明従来のコンピューティングの世界では、数値や一部のテキストしか理解することができませんでした。コグニティブの世界では、数値やテキストはもちろん、自然言語、画像、音声、表情、はたまた空気感などもコンピューターが理解することが可能となります。また、これらの情報を理解するだけでなく、これらの情報をベースに仮説を立てて推論し、この結果を自ら学習していきます。言い換えると、従来のコンピューティングでは、同じインプットを与えると必ず同じ回答が算出されましたが、コグニティブの世界では同じインプットを与えても、その状況に応じて違うアウトプットが導き出されることもあり得るのです。【IBMのHPから引用】

IBMはさまざまなクラウドコンピューティングサービス、データ、トランザクション処理プラットフォームを提供します。また、IBMがコグニティブアプリケーションと呼んでいるものも含まれています。これは、人工知能の別の用語です。クリシュナは以前、IBMのクラウドおよびコグニティブソフトウェアビジネスのシニアバイスプレジデントでした。

また、IBMがRedHatを買収するための340億ドルの取引が行われた場所でもあります。Red Hatは、オープンソースのクラウドソフトウェアビジネスを提供します。これは、IBMが顧客にハイブリッド・クラウド・アーキテクチャーを提供するための大規模な拡張の鍵であり、IBM株をサポートする必要があります。

2022年の前半に、IBMは収​​益の40%をソフトウェア部門から、32%をコンサルティング部門から、25%をインフラストラクチャ部門から生み出しました。残りの3%は、財務部門およびその他の中小企業からのものです。

収益の伸びに関しては、IBMの3つの最大のビジネスはすべて、過去3四半期の当初の予測とほぼ一致しています。(スマホの方は下の表を見る際、横スクロールお願いします!)

セグメント(収益成長)

2021年第4四半期

2022年第1四半期

2022年第2四半期

ソフトウェア

8%

12%

6%

コンサルティング

13%

13%

10%

インフラストラクチャー

2%

(2%)

19%

合計

7%

8%

9%


記事を読んでくださりありがとうございました!!この決算を受けての海外プロアナリストの投資判断記事UPしたら皆様に紹介記事書きます!!


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