2022 0602発表）　ロボット用、自動化用のソフトウェアを提供する新鋭企業、ユーアイパス　UiPath Inc.（PATH）の決算詳細まとめました！

6月 06, 2022

UiPath Inc.は、主に米国、ルーマニア、および日本で、さまざまなロボットプロセス自動化（RPA）ソリューションを提供するエンドツーエンドの自動化プラットフォームを提供します。同社は、組織内の自動化を構築、管理、実行、関与、測定、および管理するための一連の相互に関連するソフトウェアを提供しています。

ロボット銘柄は非常に投資家に人気があります！！

ロボットに不可欠なソフトウェアの開発！！未来にはとても強力な企業になっていそうですが、現在はどうなのでしょうか！？

今回の決算観みていきましょう！！

ここからは経営陣のインタビューの抜粋です！

ダニエル・ダインズ-共同創設者兼共同最高経営責任者

ARRは9億7700万ドルで、前年比で50％増加しました。純新規ARRは5200万ドルで、ロシアの制裁による550万ドルを差し引いたものです。3月下旬にガイダンスを提供したとき、地政学的な状況とマクロ経済環境が続いていることを考えると、特にヨーロッパでは、不安定な四半期になることがわかりました。同時に、見込み客と既存のアカウントの両方から、自動化はこの種の変動性に対する長期的な解決策であり、長期的なビジネスについて非常に楽観的であることがわかります。
SaaSビジネスにおいて注目される指標にMRRとARRがあります。
MRRは、毎月繰り返し得られる売り上げのことを指し、その期間を1年に延ばしたものがARRです。
ARRは、Annual Recurring Revenueの略で、日本では、年間経常収益と呼んでいます。
ARRは、リカーリングやサブスクリプションのビジネスで重視される数値です。

今年は、ARRと収益の両方で10億ドルを超えると予想しています。
この四半期には、ブリヂストンアメリカ、韓国投資貯蓄銀行、ダット、ユーデミー、バーチュアなど、10,330を超える顧客を抱え、業界全体で幅広い採用が見られます。また、この四半期には、ZalisやDocuSignなどの新しい分野で大きな競争力のある契約を収めました。UiPathテストスイートを含むUiPathプラットフォームを選択して、新しい自動化の価値実現までの時間を短縮し、UiPathIntegrationServiceを使用してUI自動化とAPIの両方の機能を組み合わせました。

現在、年間ベースで少なくとも$100,000のARRを占める1,574の顧客がいます。これには、年間ARRが100万ドルを超える168の顧客が含まれます。当四半期中、あるグローバルな金融サービスおよび保険会社は、競合他社を段階的に廃止する一方で、プラットフォーム全体を標準化することを選択しました。彼らは事業部門全体で自動化を実装しており、ドキュメントの理解、AI / ML、テストスイートを使用し、市民の育成を拡大することを計画しています。
彼らは、2025年までに1億ドルのコストを削減し、自動化を目標の達成に役立つと見なすという企業イニシアチブを持っています。自動化の未来のための革新とビジョンに焦点を合わせたエンドツーエンドのプラットフォームは、UiPathの重要な差別化要因であり、市場で勝つための鍵であるとお客様から一貫して聞いています。2020年2月から2021年12月までの最近のForresterRPA問い合わせスポットライト2022で、ForresterアナリストはUiPathについて最も多くの問い合わせを受け取りました。これは、次のベンダーの2.7倍であり、会話全体の72％が自動化プラットフォームに焦点を当てていました。最新のプラットフォームリリースである22.4の導入により、プラットフォームの展開をより簡単に、より速く、同様にするという約束を引き続き果たします。
今四半期のいくつかのハイライトには、2つのSaaSオファリングを備えた自動化クラウドロボットの一般提供、自動化クラウドでオンデマンドで作成されたVM自動化クラウドロボット、無人ロボットとサーバーレス自動化クラウドロボットの提供、選択した自動化ジョブをオンデマンドで実行するロボットのプールが含まれます、統合サービスの統合オプションの拡張、アプリ開発を合理化するためのコントロールとテンプレート、Forms AIなどのAIを活用したツールへの新しい市民開発者のアクセス、ドキュメントの理解とテストキャプチャ、セキュリティとコンプライアンスのアップグレード。これには、現在SO2の対象となるすべてのUiPathサービスが含まれます。、および自動化クラウドUiPathステーション、およびすぐに使用できる自動化でのMac拡張のサポート、およびLinuxでの長時間実行ワークフローのサポート。四半期中、また、自動化クラウドの公共部門がFedRAMPの進行中のステータスを達成したことも発表しました。FedRAMPの承認により、すでに意味のある存在感を示している連邦スペースでのアドレス可能な市場が拡大します。これらはすべて、クラウドARRが前年比で2倍以上になり、顧客にさらに柔軟性を提供することで急成長を続けているクラウドビジネスに構築され続けているかなりの勢いを示しています。

最近、オンプレミスとクラウド間の全体的な移行を可能にする新しい価格設定モデルを導入しました。優れたクラウド顧客のケーススタディは、自動化クラウドで自動化の旅を始めたグローバルヘルスケアエクスチェンジです。この過去の四半期に、彼らは複数年のロードマップで拡張し、自動化を適用して、大規模なドキュメント変換のためのドキュメント理解、ベンダーのWebサイトから画像を確実に調達するためのAIコンピュータービジョンを活用するより複雑なビジネス問題に対処し、新しい市民開発プログラムを展開しました。内部採用を加速します。また、パートナーエコシステムの拡大も続けており、市場投入パートナーと技術パートナーの両方が、お客様が自動化を迅速に展開し、価値実現までの時間を短縮できるよう支援するため、自動化が容易になります。
市場投入の面では、NCSのようなパートナーは、プラットフォームを社内に展開するだけでなく、それを活用して収益を生み出し、顧客により良いサービスを提供しています。NCSは、アジア太平洋地域向けの主要なテクノロジーサービスであり、組織内に数百の自動化を展開し、完全に自動化された企業を顧客に提供することに焦点を当てたUiPath自動化プラクティスを作成することを期待しています。技術的な観点から、アドビのドキュメントサービスおよびAdobe Acrobat Signとの統合を発表しました。これにより、お客様はエンドツーエンドのドキュメントプロセスを自動化して、生産性と拡張性を安全に高めることができます。

AshimGupta-最高財務責任者
ここからはガイダンスです！
まず、2023年度第2四半期のARRは、10億4,000万ドルから10億4,200万ドルの範囲になると予想しています。これには、約300万ドルのFX逆風が含まれます。収益は2億2900万ドルから2億3100万ドルの範囲になると予想しています。これには、約500万ドルのFX逆風の吸収が含まれます。
非GAAPベースの営業損失はマイナス6000万ドルからマイナス5500万ドルの範囲になると予想しています。これには、約200万ドルの増分FX逆風の吸収が含まれます。
第1四半期が好調だった結果により、FXの逆風の増加を吸収し、ARR収益と非GAAP営業利益の通年ガイドを引き上げています。ARRについては、現在、ARRは12億2000万ドルから12億2500万ドルの範囲になると予想しています。これには、約1,000万ドルのFX逆風の吸収が含まれます。収益については、現在、収益は10億8500万ドルから10億9000万ドルの範囲になると予想しています。これには、約2,000万ドルのFX逆風の吸収が含まれます。
非GAAP営業利益については、現在、非GAAP営業利益は1,000万ドルから1,500万ドルの範囲になると予想しています。これには、約1,000万ドルのFX逆風の吸収が含まれます。

Saas企業の特徴として、収益はQ4が1番高くなるので、前四半期より低いことは問題ありませんが、やはり収益成長率は鈍化しており、なにより過去最大のフリーキャッシュフローのマイナスとなっております・・・
間違いなく今はこの銘柄に投資する時期ではないです！！僕もこの銘柄にはとても注目しており、いつか爆発的に利益が伸び始めると思っていますがまだその兆候はありません。
また次の決算までは僕も待機しています・・・
読んでくださりありがとうございました！！