米国株紹介 AIで創薬!? テンバガー候補  ABCL

 



今回はAIを駆使しや創薬企業 AbCellera Biologics Inc.(ABCL)

を紹介します!

簡単なプロフィールです。
AbCellera BiologicsInc。は抗体発見プラットフォームを開発しています。そのフルスタックのAIを利用した創薬プラットフォームは、自然の免疫システムのデータベースを検索および分析して、薬剤として開発できる抗体を見つけます!!2020年12月31日の時点で、同社には103の発見プログラムがあり、完了、進行中、または契約中です!!イーライリリーアンドカンパニーとディスカバリーパートナーシップ契約を結んでいます。


興味を持ってくださった方は以下の詳しいプロフィールを書いたのでぜひ読んでください。

免疫系の自然な機能に由来するヒト抗体は、幅広い病状を治療するための新しい治療薬の供給源として大きな可能性を秘めているため、この分野はバイオテクノロジーや医学研究の可能性に満ちています。アブセレラは独自の技術プラットフォームを備えており、AIを使用し、エンジニアリング、マイクロフルイディクス、シングルセル分析、さらには少し難解な技術を統合して、新製品を発見および開発しています。

この会社はパートナーシップモデルに移行しており、12社以上の大手製薬会社との研究トラックを開発しています。アブセレラには、新しい治療法を調査する技術があります。パートナーは資金、施設、およびマーケティングネットワークを持っています。協調して、これらのコンボはお互いの強みを発揮するはずです。パートナーシップへの移行は、過去2四半期に同社が見た収益の減少の一部の原因です。これらの契約は、ロイヤルティ契約に基づく利益をバックロードする傾向がありますが、以前のサービス料金システムでは、アブセレラへの支払いはフロントロードされていました。

しかし、そのビジネスの変化は、アブセレラの現在の状況を悪化させる唯一の要因ではありません。同社は昨年12月に公開され、5億5500万ドルを超える総収入を記録しましたが、それ以降、株価は75%減少しています。。。収益の減少はその話の一部ですが、より重要な要因は、今年初めにメルクがモルヌピラビルをリリースしたことです。この薬はCOVID-19の治療に有望であり、入院を半減させました。一方、アブセレラは、イーライリリーとともに、バムラニビマブの開発とCOVIDの抗体治療に多額の投資を行いました。メルクの薬物放出は、競合他社の在庫を10月の放出から押し下げる傾向がありましたが、この状況はまだ解決されていません。

ここからはなぜ私がこの株をテンバガー候補にしているかの説明です。
医薬品には様々な創り方がありますが、今まで低分子医薬品が主でしたが、これからは高分子医薬品(抗体医薬品)が伸びていきます。もう低分子医薬品は開発されつくしたともいわれています。

しかし世界の抗体医薬品の市場規模は、2021年の1,267億米ドルから2026年には2,086億米ドルに成長し、2021年~2026年のCAGRは10.5%になると予測されています。
実はわたし自身医薬品会社に勤めております笑 わたしの会社も抗体医薬品の開発にどんどん力を入れております。なんなら低分子医薬品は売上も落ち込み、新しい創薬はしていません笑

ABCLはこの抗体医薬品の開発に関するビジネスです。

そしてなぜABCLが強いのかというと、「リスクをとらなくていいため」です。

以下2021年9月のニュースです。

ABCLはアブセレラのAIを活用するために、モデルナと複数年にわたるマルチターゲットの研究協力およびライセンス契約を締結したと発表しました。モデルナが選択した最大6つのターゲットに対する治療用抗体を特定するために、自然の免疫応答を検索および分析するテクノロジー。

アブセレラの最高経営責任者兼社長であるカール・ハンセン博士は、次のように述べています。「私たちは彼らのチームと協力して、遺伝子医学の新しいフロンティアとしてRNAエンコード抗体を進歩させることに興奮しています。」


契約条件に基づき、Modernaは、コラボレーションの結果として生じる抗体を開発および商品化する権利を有します。アブセレラは研究費を受け取り、モデルナから下流の臨床的および商業的マイルストーンの支払いと製品の純売上高に対するロイヤルティを受け取る資格があります。

このモデルナとの契約で、ABCLは有効となりえる抗体を見つけるだけです。この際見つけるための研究費はモデルナから補助されます。また、見つけてこの抗体は使える!ってなった際の莫大な臨床試験の費用はモデルナが負担します。そして成功し実際に医薬品として承認され、販売できるとなった際の、売り上げの約20%をもらえる

という契約です。

ABCLはノーリスクで抗体を探せるというわけです。やってることは高度なAI、システムの構築です。

時間がたてば経つほど、利益率はあがっていき・・・


これからもどんどんABCLの記事を紹介していきます!

 

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