【図解でわかる決算】 2022 0802 決算)Starbucks Corporation (SBUX) スターバックスの2022年Q3決算の詳細まとめました!!

 

Starbucks Corporation (SBUX)

スターバックス


【決算ハイライト】

売上高:81.5億ドル(予想:81.4億ドル)

1株利益(調整後):0.84ドル(予想:0.76ドル)

米国:9%(予想:8.8%)
海外:-18%(予想:-16.1%)

スターバックスは利益率低下の要因として、インフレや人件費上昇、中国での新型コロナウイルス感染対策を挙げた。

今後のガイダンスを提供せず


【決算グラフ】







既存店売上高は予想を下回ったものの、1株利益は予想を上回りました!値上げによる米国での好調な業績が中国でのロックダウンによる客足減少を相殺しました!

 注文あたりの単価は6%上昇したが、既存店売上高は3%の減少に留まっており、価格上昇が販売量の減少を補っていることを示している。

世界の既存店売上高の伸びは3%と、リフィニティブがまとめたアナリスト予想の3.76%に届かなかった。国内で9%増加したものの、中国で44%減少したことが響いた。

総売上高は81億5000万ドルと、前年同期の75億ドルから増加。アナリスト予想平均の81億1000万ドルを上回った。

営業利益率は15.9%と、アナリスト予想を上回ったものの、前年同期に比べて依然として4ポイント低い水準。スターバックスは利益率低下の要因として、インフレや人件費上昇、中国での新型コロナウイルス感染対策を挙げた。北米での値上げや欧州の売上高がこうした影響の相殺につながったと説明した。

スタバは昨年以降、米国の店舗で従業員による労組結成の動きが広がった。これを受け、ハワード・シュルツ暫定最高経営責任者(CEO)は今年4月、労組が結成されていない店舗の従業員の待遇を改善すると表明していた。

シュルツ氏は決算発表の会見で「会社の改革のためにすべきことは分かっている」とし「第3・四半期決算は(4月からの)わずか4カ月でどれだけ前進したかを示している」と述べた。


 アナリストからは、「現時点で株価は適正水準で評価されている。インフレと中国の不安定な状況により、収益性は引き続き圧迫されると見ている」といった見方の半面、「中国の逆風が中期的な同社の成長を妨げるとは予想していない。直近の感染拡大が来る前に同社の投資収益率は強化されている。ロイヤルティ・プログラムの会員数も健全な伸びを示している」といった指摘も出ている。


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