【図解でわかる決算】 2022 0721 決算)配当5%超 たばこ業界のNo.1 フィリップモリス Philip Morris International Inc (PM) 2022年Q2の決算詳細まとめました!!

 



フィリップモリス 

Philip Morris International Inc (PM) 


の決算が発表されました!!


【決算ハイライト】

売上高、一株あたり利益(EPS)共に市場予想を上回った。

IQOSの勢いを理由に通年の見通しを引き上げ



【決算グラフ】


一株当たり利益が1.39ドルから1.43ドルに上昇したため、純利益は1年前の21.7億ドルから22.3億ドルに増加しました。
調整後EPSは1.58ドルから1.48ドルに減少しましたが、FactSetのコンセンサスである1.25ドルの予想をはるかに上回っていました!収益は3.1%増加して78.3億ドルになり、FactSetのコンセンサスである67億1000万ドルを上回りました!たばこの売り上げ数が2.4%増加し、加熱式たばこの売り上げ数が7.4%増加したため、総出荷量は3.0%増加しました。この四半期末でIQOSユーザーの総数は20.5%増加して1900万人になり、そのうち1,320万人がたばこからIQOSに切り替えて喫煙をやめました。同社は、EPS成長の年間見通しを9%~11%だったものを10%から12%に引き上げました。


PMIは、主力のマールボロブランドやその他の従来のタバコを超えて事業を多様化するために、2014年にIQOS加熱式たばこ装置を発売しました。


PMIは現在、その成長の大部分をIQOSに依存しています。このグラフが示すように、PMIの加熱式たばこ事業の成長は、近年の従来のたばこの出荷の低迷を一貫して相殺しています。

(スマホの方は下の表を見る際、横スクロールをお願いします!)

限目

2019年

2020

2021年

2022年上半期

たばこの出荷の伸び

(4.5%)

(7.9%)

(0.6%)

1.4%

加熱式たばこ出荷の伸び

44.2%

27.6%

24.8%

19.7%**

合計(たばこおよび加熱式たばこ)出荷の伸び

(2%)

(8.1%)

2.2%

4%**

収益の成長

6.4%

(1.6%)

7.6%

8.1%**


インフレの逆風

値上げ、コスト削減策、およびIQOS事業の継続的な拡大により、フィリップモリスは2021年まで営業利益率を拡大することができました。しかし、今年の営業利益率は、インフレ、サプライチェーンの混乱、およびIQOSコンポーネントの価格上昇によって圧迫されています。また、新しい加熱式たばこ製品の開発とマーケティングへの投資を増やし続けています。(スマホの方は下の表を見る際、横スクロールをお願いします!)

限目

2019年

2020

2021年

2022年上半期

営業利益

39.5%

40.8%

42.6%

42.4%

EPS成長率

9.9%

7%

15.3%

10.4%



現在フィリップモリスの配当利回りは5.21%となっています。そしてPERは16.37となっています。

たばこ産業は結構前からもう成長できないといわれてきましたが、予想以上に加熱式たばこが売れて利益となっていますね!! 僕は現在持っていませんが、気になってきたので、今後投資判断記事を多めに読んでいこうと思います!!

記事を読んでくださりありがとうございました!!この決算を受けての海外プロアナリストの投資判断記事UPされたら皆様に紹介記事書きます!!


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