再生可能エネルギー分野の人工知能銘柄 ステム STEMの紹介です!!
今回は 米国株紹介1発目
再生可能エネルギー関連銘柄の STEM を紹介いたします。

会社紹介の要約は以下の通りです。
Stem、Inc。は、人工知能(AI)主導のクリーンエネルギー貯蔵サービスを提供しています。再生可能エネルギーの生成を最大化し、回復力のあるグリッドの構築を支援するスマートバッテリーストレージソリューションを提供および運用します。同社のAthenaは、人工知能と機械学習を使用して、バッテリー電源、オンサイト生成、グリッド電源を自動的に切り替えるAI搭載の分析プラットフォームソフトウェアです。Athenaは、グリッドを安定させ、炭素排出量を削減し、分散型エネルギー貯蔵システムのネットワーク全体で再生可能エネルギーの間欠性を解決します。同社は、フォーチュン500の企業エネルギーユーザー、プロジェクト開発者と設置業者、公益事業者、独立系発電事業者などの顧客にサービスを提供しています。Stem、Inc。は2009年に設立され、本社はカリフォルニア州サンフランシスコにあります。
同社のAthenaソフトウェアプラットフォームは、Stemの顧客の光熱費を10%から30%節約できます。
今話題の再生可能エネルギー銘柄ですが、STEMの長所は複数あります。
まず1つ目は、「ソフトウェア企業」ということです。
米国のハードウェア事業の利益率は10-30%と言われております。
しかし、ソフトウェア事業は40-70%の利益率があるといわれています。
多くの再生可能エネルギー企業の中で、ソフトウェア企業の割合は1割にも満たないです。
2つ目の長所は「企業と長期契約」するビジネスモデルの点です。
STEMがほかの企業と行う契約は20年契約といわれており、一度契約を結ぶと20年間収益が見込まれます。
3つ目は「競合他社がいない」ことです。現在電力管理の完全なるソフトウェア企業はSTEM以外ありません。FLNCなど、1部電力管理のソフトウェアを扱っている会社もありますが、これらの会社は同時にハードウェアも販売しており、利益率が低くなります。
気になる決算情報です。
21年第3四半期の収益は3,980万ドルに達し、昨年の同じ四半期から334%増加しました。同社の純利益は第3四半期にプラスに転じ、1年前の1株あたり47セントの純損失から、1株あたり85セントの純利益になりました。合計金額では、20年第3四半期の1880万ドルの純損失から21年第3四半期の1億1560万ドルの純利益へのシフトでした。
とうとう最近の決算で黒字になりました。
2022/5/15 更新
最新決算を記します!!
CEOのジョン・キャリントン氏は、ステムは「第1四半期が好調」であり、四半期売上高は4,110万ドルで、2021年第1四半期の1,540万ドルから166%増加したと語った。また、以前に提供された四半期収益ガイダンスを29%上回りました。
決算勝利!!ホルダーの皆様、おめでとうございます!!
9%のGAAP粗利益(360万米ドル)が記録されました。これも、-1%(-0.1百万米ドル)のGAAP粗利益が記録された昨年の同じ四半期から大幅に増加しました。
2021年第4四半期末の契約バックログは4億4,900万米ドルでしたが、過去3か月で26%増加して5億6,500万米ドルになりました。
しっかりと収益も伸ばし、利益率も改善しています!!
次回はなぜ現在再生可能エネルギーの米国株を注目しておいたほうがいいのかを紹介いたします。